猫を飼っている。2匹。
優しい猫だ。
いつも座った僕のふとももの上に乗っている。

優しい瞳はいつも遠くを見ていて、
何を考えてるのだろう。と僕は思う。

散歩に行った猫たちを横目に、僕は近くのコーヒー屋で買った豆をひいて、コーヒーを淹れた。
レコードに針を落とし、ソファに腰掛けた。
本を読んで猫たちの帰りを待った。

2時間ほどして、猫たちは家に帰ってきた。
僕の足にひたいを撫でつけてきた。
ご飯を用意してあげた。

猫じゃらしを振って猫と遊んだ。
猫は楽しそうに猫じゃらしを追いかけ回した。

遊ぶことに飽きた猫は寝床につき、月のように眠った。
僕もシャワーを浴びて、ベッドに潜り込んだ。
おやすみ、猫たち。